いまさら統計解析担当者に聞けない、統計の基礎。

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統計のイメージを変えたい

私は某製薬会社で統計解析担当者を6年勤めました。私が所属していた部署は臨床試験(治験)を担当する部署であったため、本来の仕事は臨床試験における統計解析の仕事をすることでした。しかし実際には、研究所からの統計コンサルを頼まれたり、営業の部署から統計についての講演を頼まれたりと、仕事は臨床試験だけに留まらないのが実際でした。

 

そして、そのような仕事をしていると、あまりにも統計の間違った認識が蔓延しているということに気が付きました。データが出てから相談され、このデータから何かしらの光を見つけてくれ、といった、まるで統計は魔法であるかのように思われていました。

 

ですが、統計とはデータを解析するためのツールだけではありません。実際に統計とはもっと計画的で、データを解析するための事前の準備が90%なのです。
この認識の違いは、この世にある本やサイトのせいだと思っています。この世にある統計関連の書籍やサイトは、99%がデータの要約の仕方や検定の方法を解説したものばかりです。「あなたにも出せる有意差」というようなキャッチフレーズを見ると、ため息が出ます。

 

そして検定の方法も、数式の解説だったりデータに応じて何の検定をすればよいか?といったことを解説するものばかりです。正直、これは統計の専門家が知っていればよいことであり、それ以外の人にとっては、益々統計を難しいと思わせる要因にしかならないと思っています。

 

統計の本質は計画にある

これまほとんどの人が知らないことだと思います。統計は、計画する段階で90%その役目を終えます。それぐらい計画というものが大事なのです。そして計画をする段階では、ほとんど数式を使いません。概念の理解が重要になります。

 

一番優しい、統計学のサイトを作ろう

上記を踏まえて、本サイトを作ることにしました。この「優しい」ということには2つの意味を持たせています。

  • 数式をなるべく使わないようにした(数式なんかは統計の専門家が知っていればよい)
  • データの要約や検定に情報が偏らない、統計の本質を学ぶことが出来る

統計は、その難しいというイメージから、専門家だけが知っていればよいという認識が蔓延しています。ですが、専門家しか知らなくてよい知識は、小難しい数式の理解とプログラミング能力であり、それ以外は、万人が知っておくべきことです。
このサイトを参考にして、よりよい医薬品開発に繋げてください。



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