医師や看護師などの医療従事者が医療研究をしたいと思った時に、欠かせないのが医療統計の知識。
しかし、医療統計はニッチなジャンルなので、いざ学ぼうと思っても学ぶ場所が少ない。。
そのため、医療統計をいつでもどこでも学ぶことができるオンラインセミナーだったり、e-learningだったりがあると便利ですよね。
今回の記事では、医療統計に関するセミナー情報やオンラインでのe-learning情報などを集めました。
Contents
医療統計のオンラインセミナーを運営しています!

最初にちょっとだけ宣伝になってしまいますが、弊社では医療統計に特化したオンラインサロンを運営しております。
そしてオンラインサロンに在籍している方は、月に数回のオンラインセミナーを受講しております!(追加費用なし)
その満足度は毎回高くて、「次回もオンラインセミナーに参加したい」が100%を切ったことがありません!

オンラインセミナーの内容は今のところ「実際の論文を統計的な視点を持って読めるようにする」という実践例をやっております。
今後の内容はオンラインサロンに在籍するメンバーのレベルに応じて変えていきますが、2020年はとにかく論文を統計的な視点を持って読めるようなセミナーに特化していきますね。
医療統計オンラインセミナーの感想
そんなオンラインセミナーの感想を少しだけご紹介させていただきます。
- 論文の解釈の仕方を詳しく知る機会はなかったので、大変勉強になりました。不明点もすぐ吉田さんに質問できるのもとても良い勉強の場と感じています
- 実際の論文を使って解説をされると、かなり具体的にイメージできるようになります。
- 実際の論文をこのように解説してもらえる機会は貴重だと感じました
- 実際に論文を示していただきながら、リアルタイムで進んでいったので理解しやすかったです。
- 毎週でも開催してほしいくらいです。日時が合わなければ録画でもcatch upできますし、やはりただ動画が送られてくるよりもオンライン講義はペースメーカーにもなります。
という感想もいただいていて、本当に価値あるものを提供できていると運営者側としても実感しています。
医療統計のオンラインセミナーに関してはオンラインサロンに在籍している方は無料で参加できますが、メルマガ登録されている方も不定期に参加募集しています。
そのため、医療統計オンラインセミナーに興味があれば、ぜひメルマガ登録しておいていただければ案内させていただきますね。
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*メールアドレスは厳重に管理し第三者に開示することはありません。
医療統計の代表的なセミナーは?

私も受講経験がある医療統計のセミナーがあります。
それは「臨床試験セミナー 統計手法専門コース」というもの。
通称BioS(バイオス)と呼ばれていて、1年間合計30回のコースです。
2019年度の日程を掲載してみますね。

本当に長期スパンのセミナーで、統計の数理から実践まで一通り学ぶことが可能です。
このセミナーのユニークな点が「模擬臨床試験」です。
「模擬臨床試験」という文字通り、セミナーの期間中に本当に臨床試験をやってしまうのです。
プロトコル作成から統計解析計画書の作成、そして試験レポートの作成まで。
私が在籍していたときは、「オルニチン」とそのプラセボを用いての模擬臨床試験でした。
過去にはヨーグルトみたいなものを模擬臨床試験で用いていたこともあるようです。
毎月、丸二日間のセミナーですが、この模擬臨床試験があるために、セミナーがない日でも集まってプロトコル作成していたりしました。。
なので、通常業務をこなしながら、もう一つ臨床試験を追加でこなす必要がある、という感じになります。
毎年行われるはずなので、来年度もまた実施されると思います。
毎年4月から翌年の3月までの1年間のセミナーです。
詳細は以下のURLからどうぞ。
http://www.juse.or.jp/src/seminar/detail/99/24144
医療統計をセミナーで学ぶメリットとデメリット

物事にはメリットとデメリットがありますよね。
対面でのセミナーにも、メリットとデメリットがあります。
医療統計を対面セミナーで学ぶメリット
まずはメリットから考えてみます。
メリットとしてあげられるのは以下の点ですね。
- 講師陣と対面で学ぶことができるので、深い理解を得られる
- わからなかった時に直接質問することができる
- 対面なのでやる気が乗らない時でも無理やり学ぶことができる
本気で学ぼうと思っているなら、お金と時間をかけて学ぶことができますね。
医療統計を対面セミナーで学ぶデメリット
次はデメリットを考えてみます。
- 日程が限られているため、とっさに業務が入るとセミナーに参加することができない
- 東京でしか開催されていないため、地方在住だと参加のハードルが上がる
- 参加費が高い(年間70万円)
- ガチで臨床試験をやるので、ちゃんと学ぶ覚悟がないと大変
- セミナーを一度聞き逃すと、復習などができない
やはりお金の面がまずは厳しかったりします。
企業や大学がお金を払ってくれるのであればいいですが、個人で70万円を投資するのは、正直気が引けてしまう感じがしますよね。。
また、東京での開催なので、セミナーのたびに現地に行かなければならないのもネックです。
医療統計をオンラインやe-learningや通信教育できないか?
対面セミナーでのメリットとデメリットはわかったけど、もうちょっと気軽に医療統計を受けることができないかな。。
と思うこともありますよね。
そんなあなたには、オンラインで医療統計を学ぶことも選択肢の一つにしてはいかがでしょうか。
オンライン動画だと、「いつでも見ることができる」し「繰り返し学習することができる」ので、かなりのメリットがありますよね。
私がお勧めするオンラインの統計動画があります。
それは、Try itの数学IのYoutube動画です。
例えば最初の授業のURLを紹介しますね。
本当に結構わかりやすいです。
高校生向けの授業なので、ハードルもそれほど高くない。
統計をまずは学んでみたい、という方にとっては本当にお勧めできる動画です。
医療統計に特化した動画はないの?
Try itの数学Iの授業はわかりやすいのですが、難点が一つだけ。
一般的な統計の内容であり、医療統計に特化した内容ではないこと
医療統計の内容って、結構独特の内容があるんですよね。
例えば「バイアスを考える必要がある」だったり「盲検化の採用」だったり「交絡因子の理解」だったり。
それらも網羅できるオンラインの動画があったらいいですよね。
無料のメルマガで医療統計を学んでみよう
もし「医療統計に特化した動画を学びたい」と思っているのであれば、私がお届けしている無料のメルマガも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
このブログの記事の内容を動画で学ぶことができます。
そして今なら、メルマガ登録特典として素敵な「プレゼント」も用意しています。
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まとめ

ニッチな分野なので、セミナーを探すのに苦労するのが医療統計。
しかし、本気で一年間学ぼうとするなら、東京でBioSというセミナーがありますので、ぜひ考えてみてはいかがでしょうか。
もうちょっとハードルを下げて学びたいというのであれば、オンラインでの学習をお勧めいたします。
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- とりあえずデータさえあれば、統計解析を知っている人に頼めばなんとかなる
- 統計解析するならP値が0.05を下回る(有意差が出る)ことが1番大事
- 有意差がなければ学会発表・論文投稿できない
- 統計を学ぶには、まずは書店で統計の本を買わなければならない
- 有料の統計解析ソフトさえあれば、統計解析はできるようになる
これらは、私が医療従事者を中心に統計を教えてきた中で、統計解析に対する間違ったイメージの典型例です。
もしあなたがこのような間違ったイメージのうちどれか一つでも当てはまるのであれば、ぜひ無料の統計メルマガを購読してみてください。
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