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話題の論文レビュー

週3個以上の卵を摂取することで心疾患のリスク増大?

2019年3月18日、CNN.co.jpから「週に3個以上の卵を摂取、心疾患のリスク増大か」というニュースが配信されました。

コレステロール摂取と心疾患のリスクに関しては、様々な論文が出ていますね。

最近のトレンドは「コレステロール摂取と心疾患リスクに関連ない」でしたが、その議論を覆すような論文です。

ニュースだけでは本当のことが分からないので、実際の論文を確認してみた感想を記載します!

 

メタアナリシスによる結果

まず、オリジナルの論文はJAMAから出ていますね。

残念ながら、JAMAはオープンアクセスじゃないので、論文は有料です。

そのため、アブストラクトだけを確認しました。

 

この結果は、6つの前向き試験をプールした29 ,615名のデータから導き出されたとのこと。

本文が入手できないので、この6つの試験がどのような試験かは分からず。。

おそらく、メタアナリシスによって結果を導き出しなのかな?と思います。

 

結果の概略

この試験の結果を簡単に言うと、こうです。

  • 食事からのコレステロール摂取が1日当たり300ミリグラム増えると、心疾患に関連したリスクは3.2%高まり、早死にする可能性は4.4%増える。
  • 卵は1日当たりの消費量が半個増えるごとに、心血管系疾患のリスクは1.1%上昇し、早死にリスクは1.9%上昇する。

 

ちょっとでも卵を摂取すると、心疾患リスクを上げる?

CNNのニュース見出しでは「週3個以上の卵摂取で心疾患リスクが上がる」となっていますが、アブストラクトを読むと以下の記述が。

Among US adults, higher consumption of dietary cholesterol or eggs was significantly associated with higher risk of incident CVD and all-cause mortality in a dose-response manner.

簡潔に言うと「コレステロールや卵を多く摂取すればするほど心疾患もしくは死亡リスクが高まる」と結論づけています。

もう、コレステロールは絶対悪、って感じの結論ですよね。

 

 

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コホート研究で気をつけるべきは交絡

上記のように、コレステロールは絶対悪、みたいな結論を導き出してはいますが、これを言い切るにはまだ確認するべきことがありますね。

そう、交絡です。

ランダムか試験じゃない限り、交絡には必ず気をつける必要があります

つまり、コレステロール摂取以外に、心疾患に対するリスク因子が偏っていないか?を確認する必要があるということ。

これに関しては、流石にFull textがないと確認できませんでした。

ただ、結果の部分には「Adjusted」とあるので、何かしらの因子で調整してそうです。

 

この論文だけでは結論づけられない

 

JAMAから出ているので、ある程度信頼できる結果であることは確かです。

ただ、この1つの論文だけで、「コレステロールは危ない!」と結論づけることはできませんね。

ましてや、アメリカでの試験なので、この結果がそのまま日本人に当てはまるかも分からない。

この循環器領域は、食生活の影響がかなりありそうなので、なおさら日本人でも卵が危険かどうかは疑わしいです。

 

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まとめ

アブストラクトを確認しただけだと、コレステロール摂取が心疾患や死亡リスクが高まる、ということが確認できました。

ただ、この結果から「私たちも卵摂取を控えたほうがいいのか?」ということまでは言えません。

なぜならアメリカ人のデータであり、食生活が全然違う日本人にそのまま当てはまるとは思えないためです。

ということなので、私はこれからも美味しく卵をいただきます!

だって、卵かけご飯は最高ですから!

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