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変数変換をする目的

変数変換という言葉を、もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
ですが、変数変換の目的を理解している人は少ないのではないでしょうか?
平均値と中央値が違う場合、の記事にも少し記載しましたが、統計学の中で変数変換をする目的は、パラメトリックな解析をするためにあります。
つまり、データの分布を正規分布に近づけることを目的として、変数変換をすることがほとんどです。

変数変換の例

下記のように、中央値よりも平均値が右側にある分布、つまり右裾を引く分布、というのが臨床試験で取り扱うデータとしては多くみられます
例えば、臨床検査値の一部や、薬物濃度のデータなどが、この分布に当てはまります。

この分布を、一般的に「対数正規分布」と呼びます
つまり、データに対数(Log)をとると、その分布は正規分布になるということです。

その他の変数変換

その他には、データに平方根(ルート)をとる変換方法もありますが、臨床試験ではあまり見られないです。
やはり、圧倒的に対数変換をすることが多いです。
臨床試験のデータを扱っている限り、対数変換さえ押さえておけば問題ないでしょう。

 

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