2022年9月– date –
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正準相関分析
正準相関分析をわかりやすく解説
正準相関分析とは、どんな分析で、どんなときに使うのか? 正準相関分析とはどんな分析か 正準相関分析 canonical correlation analysis は、一言で言うと、2つの変数群を2つの合成変数にまとめ、その合成変数間の相関係数を最大にする方法である。 正準... -
数量化理論
線形判別分析と数量化 II 類の違い
線形判別分析とは? 数量化II類とは? 違いは何か? 線形判別分析とは? 線形判別分析とは、いくつかの変数で、群分けできる「判別関数」という係数の組み合わせを求めることである。 いくつかの変数と最適な係数の掛け合わせ+足し合わせで、合成変数を作... -
共分散分析
EZR と SPSS で前後 2 時点の対応のあるデータを共分散分析で群間比較する方法
前後2時点の対応のあるデータを群間比較するときは、共分散分析を使う EZR と SPSS の方法を解説 対応のあるデータの群間比較の考え方 対応のあるデータの群間比較の際に、考え方が2つある。 一つは、後のデータを目的変数に、群別変数を着目する説明変数... -
回帰分析・線形回帰・重回帰
SPSS で交互作用項を作って交互作用項を含む重回帰分析を行う方法
重回帰分析に交互作用を含んだ解析をSPSSで計算する方法。 SPSSの重回帰分析では、交互作用項を自動で作ってくれない。 どのように作って、どのように解析すればよいか? SPSSで交互作用項の作り方 重回帰モデル内で交互作用の検討をするためには、交互作... -
相関係数
R でケンドールの順位相関係数を計算する方法
ケンドールの順位相関係数はどのように計算するか紹介する ケンドールの順位相関係数 ケンドール(Kendall)の順位相関係数 $ \tau $ は、順位を使わない相関係数である。 何を使うかというと、値の大小を使う。 変数Xと変数Yの相関を計算する際に、2つのX... -
カプランマイヤー曲線
R と EZR で IPTW カプランマイヤー曲線を書く方法
IPTW カプランマイヤー曲線の書き方。 RのパッケージとEZRを使うと書ける。 IPTWとは? IPTW とは、Inverse Probability of Treatment Weights の頭文字語。 逆確率重み付けの意味。 傾向スコア (Propensity Score) を使った、交絡要因調整の一種。 処方さ... -
グラフ
EZR でグラフの余白を調整する方法
EZRでグラフが出力されたときに、余白が狭くて軸の文字が見えないことがある。 余白を調整するにはどうしたらよいか? EZRでグラフの余白調整が必要な例 もっとも典型的なグラフは、分散分析でTukeyのオプションを入れたときに出力されるグラフである。 左... -
フォレストプロット
サブグループ解析の結果をフォレストプロットで描く方法
サブグループ解析の結果をフォレストプロットで書く方法。 ロジスティック回帰の場合で、EZR で行う方法。 Version 1.62(2023 年 11 月 1 日公開)から、EZR 本体に組み込まれたので、以下の方法を使う必要なし 具体的な方法はこちらの動画参照。 フォレ... -
基礎知識
重回帰分析の計算方法
重回帰分析は偏回帰係数を求めて予測式(回帰式)を作り、標準化偏回帰係数の計算、回帰式の有意性の分散分析、決定係数の算出、偏回帰係数の検定、など行うが、実際どんな計算をしているのか? 実際どんな計算をしているかわかると、偏回帰係数や標準化偏... -
ノンパラメトリック検定
ノンパラメトリック多重比較法の Dunn 検定の簡単な解説とサンプル数の偏り・タイデータについて
Dunn検定と言えば、順位和を使った検定が有名である。 これはSPSSでクラスカルウォリス検定をしたあとのPost-hoc検定として有名。 どんな検定なのか? Dunn検定の明確化 Olive Jean Dunn先生は、1961年と1964年に二つのDunn検定を発表している。 1961年のD...
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