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R で分散の信頼区間を計算する方法

分散の信頼区間を R で計算する方法の解説。

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目次

分散の信頼区間を計算するスクリプト

Rスクリプトは以下の通り。

var.interval <- function(data, conf.level=0.95){
df <- length(data) - 1
chilower <- qchisq((1-conf.level)/2, df)
chiupper <- qchisq((1-conf.level)/2, df, lower.tail=FALSE)
v <- var(data)
c(df * v/chiupper, df * v/chilower)
}

var.interval()のカッコ内に、分散の信頼区間を計算したい変数名を書いて実行する。

95%信頼区間の場合は、それ以外何も指定しなくてOK。

> var.interval(Imatinib_Stop$Age)
[1] 202.3442 354.2129

90%信頼区間が計算したい場合は、conf.level=0.90をカッコ内に書き足す。

その際、変数名とは半角カンマで区切る。

> var.interval(Imatinib_Stop$Age, conf.level=0.90)
[1] 210.8776 337.2703

まとめ

分散の信頼区間を R で求めるスクリプトを解説した。

参考になれば。

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参考文献

Using R to Find Confidence Intervals

http://pages.stat.wisc.edu/~yandell/st571/R/append7.pdf

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第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
第6章:統計を学ぶために重要な環境
  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

統計解析が趣味

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