いままでの問い合わせと対処法、帰結情報を取りまとめると暫定的に以下のように言える
フォント設定のポイントは、hiragino sans と fixed であり、共にサイズを 12 とする
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目次
暫定結論
- いったん R の完全アンインストール → 参考ブログ:https://dr-wolf.hatenablog.com/entry/2023/12/12/055302
- 念のためダウングレード版 R をインストール(一方で、最新版 R 4.5.0 (macOS 15) でも日本語にできたとの報告あるため、R は最新版で問題なさそう)
- XQuartz 2.8.5 をアンインストールしたあとに 2.8.0 をインストール
- ターミナルに、
defaults write org.R-project.R force.LANG ja_JP.UTF-8
と書いてエンター - R コンソールに
install.packages("RcmdrPlugin.EZR", dep=TRUE)
と書いてエンター(EZR のインストール) - いつまで経っても終わらないようであれば、R を強制終了してみるのもあり(気長に待つと終わることが多い)
- R コンソールに
library(Rcmdr)
と書いてエンター - もしパッケージが足らないと思われるエラーが出た場合は
install.packages("パッケージ名")
でインストールする - 全て必要なパッケージがインストールされると
library(Rcmdr)
で日本語版 R コマンダーが起動する - ツール→RcmdrプラグインのロードでRcmdrPlugin.EZRを選択するとEZRになるわけだが、もし選択できない場合は
install.packages("RcmdrPlugin.EZR", dep=TRUE)
で再度不足しているパッケージをインストールする - メニューバーやダイアログのフォントを見やすくするために メニュー → オプション → フォント タブを開き、ダイアログのフォント枠に hiragino sans(ヒラギノ角ゴシック)と入力する
- 出力フォントを fixed と入力する
- ダイアログフォントの大きさ、スクリプトと出力フォントの大きさを共に 12 にする
- 右下の再起動ボタンをクリックして変更後の状態を確認する
- ツール → Rcmdr オプションの保存で、.Rprofile を保存すると、次回は同じ設定で起動する

お勧めしない方法
- R 公式が勧めている
system("defaults write org.R-project.R force.LANG ja_JP.UTF-8")
を R コンソールに書いてエンター、R 再起動 → R コンソールが日本語になるのだが、library(Rcmdr)
を実行すると R が強制終了する sys.setlocale("LC_ALL", "ja_JP.UTF-8")
を R コンソールにコピペしてエンター、R を閉じて、R を再起動(理由:言語を日本語に変更できていないため、何も変化が起きていないように見える)sys.setlocale("LC_ALL", "ja_JP.UTF-8")
を .Rprofile にコピペして、OK で保存、R & EZR を閉じて、R を再起動(理由:言語を日本語に変更できていないため、何も変化が起きていないように見える)
英語であれば何も問題なし
2025年 6 月現在、R 4.5.0 及び XQuartz 2.8.5 の組み合わせで、英語版 EZR であれば、問題なく作動
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