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R の解析結果をきれいにエクセルに貼り付ける方法

R の解析結果をきれいにエクセルに貼り付けられると、とても助かる

簡単きれいにエクセルに貼り付ける方法のご紹介

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目次

clipr パッケージを使用する方法

clipr パッケージを使うと簡単である

使用する前にインストールしておく

install.packages("clipr")

例えば以下のような出力があったとする

> summary(pool(fit), conf.int=TRUE)
         term   estimate  std.error statistic        df      p.value       2.5 %     97.5 %
1 (Intercept)  4.7699184 3.79887694  1.255613  95.89548 2.123072e-01 -2.77089764 12.3107344
2           A  0.5250196 0.04955682 10.594294  95.48675 8.416687e-18  0.42664330  0.6233958
3           B  0.4166905 0.09364468  4.449698  99.17848 2.252331e-05  0.23088329  0.6024977
4   Cmoderate  6.0037416 1.15895538  5.180304 102.34691 1.115123e-06  3.70505258  8.3024305
5     Csevere 10.8535699 1.17625062  9.227260  97.84174 5.831573e-15  8.51929162 13.1878481
6       Treat  6.3900814 1.01384798  6.302800 100.76707 7.785679e-09  4.37882332  8.4013394
7         Age  0.2034606 0.07030245  2.894075  98.23916 4.685031e-03  0.06395189  0.3429692
8        SexM  3.9642318 0.94852454  4.179367  99.73747 6.280349e-05  2.08232543  5.8461381

この出力を、エクセルに簡単きれいに貼り付けられるととてもよい

そんなときは、以下のようにオブジェクトに名前を付けて(例:summary.pool)write_clip 関数でクリップボードにコピーする

summary.pool <- summary(pool(fit), conf.int=TRUE)

library(clipr)
write_clip(summary.pool)

エクセルシートを開き、コントロール + V で貼り付けると、以下のように一つ一つのセルにきれいに貼りつく

出力がデータフレームになっていない場合は、as.data.frame 関数でデータフレームにするとうまくいく

以下は一例である

tableone_df <- as.data.frame(print(tableone))
write_clip(tableone_df)

EZR のメニューを使う方法

EZR には、グラフと表 → サンプルの背景データのサマリー表の出力、及び、解析結果のサマリー表の出力というメニューがある

このメニューを使うと簡単・きれいにエクセルに出力することができる

詳細は過去記事参照

こちらの機能で出力できない結果は、上記の clipr を使うとよい

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まとめ

R の集計結果・解析結果出力を簡単きれいにエクセルに貼り付ける方法を紹介した

参考になれば

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第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

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