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SPSS でマンホイットニーの U 検定を実行する方法

SPSSでマンホイットニーのU検定を実施するにはどうすればよいか?

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目次

SPSSでマンホイットニーのU検定を実施するサンプルデータ

今回使用するサンプルデータは文末の参考書籍で紹介されているデータ。

男女別にコンビニに行く頻度を比較するという解析である。

SPSSでマンホイットニーのU検定を実施する

データを読み込んだら、分析メニューからノンパラメトリック検定の独立サンプルを選択する。

フィールドタブでコンビニに行く頻度を検定フィードに投入。

性別をグループフィールドに投入。

次に設定タブで、検定のカスタマイズを選び、Mann-WhitneyのUにチェック。

実行をクリックすると結果が出力される。

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SPSSでマンホイットニーのU検定を実施した後の結果の解釈

結果は有意確率0.002で、有意水準5%とすると、統計学的に有意に異なると言える。

グラフ表現で分布が異なっていることがわかるが、男女のどちらがコンビニに行く頻度が多いのかわからない。

分割表で確認してみる

分析から記述統計、クロス集計表を選択。

行に性別、列にコンビニに行く頻度を投入。

OKを押すと結果が出るも、これでもよくわからない。

セルをクリックし、行パーセントにチェック。

続行&OKで結果が出力される。

行パーセントを見ると、男性のほうが頻度多くコンビニに行っていることがわかる。

マンホイットニーのU検定で、コンビニに行く頻度が低い値の方が行く頻度が多いカテゴリだったことがわかる。

最初にノンパラメトリック検定を行うと、どっちがどうなのか?よくわからない事態に陥るため、検定の前に記述統計及びクロス集計が大事である。

まとめ

SPSSでマンホイットニーのU検定を実施する方法を解説した。

検定の前に単純集計が重要である。

参考になれば。

参考書籍

SPSS医療系データ解析の定本

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  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
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第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
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第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
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  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
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第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
第6章:統計を学ぶために重要な環境
  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

統計解析が趣味

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