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SPSS の二項ロジスティック回帰で VIF を計算する方法

SPSSで共線性の診断としてVIFを計算する方法。

二項ロジスティック回帰分析の場合。

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目次

SPSSで共線性の診断のためVIFを計算する方法 ロジスティック回帰分析の場合

SPSSのロジスティック回帰分析を行うメニュー(分析→回帰→二項ロジスティック)では、VIFを計算する方法はない。

では、どうしたらよいか?

SPSSのロジスティック回帰分析でVIFを計算するには?

重回帰分析の線形回帰モデルを借りる。

分析→回帰→線型 で開くメニューから統計量をクリック。

共線性の診断にチェックを入れる。

従属変数には、2値の従属変数でも、なんでもいいので、とりあえず入れる。

独立変数(ブロック1/1)には、ロジスティック回帰分析で検討する独立変数セットを投入する。

VIFは、ある独立変数を仮に従属変数にした時、その他全部の独立変数で説明したときの決定係数(R2乗)を用いた数値だ。

なので、線形回帰モデルの従属変数は関係ないので、なんでもいいのだ。

係数という表の右端がVIFだ(それ以外は意味がない数値なので見ない)。

これが5以上である場合は、多重共線性を疑い、10以上であれば、多重共線性が確定的である。

ちなみに、VIFの左隣の許容度は、1ー決定係数(この場合の決定係数はある説明変数を従属変数にして、その他の説明変数で説明したときの重回帰モデルのR2乗のこと)で、VIFの逆数という関係になっている。

許容度が、0.2より小さいと多重共線性を疑い、0.1より小さいと多重共線性が確定的ということになる。

多重共線性が見られる場合、その変数を除外するというのが一番わかりやすく簡単な対処法だ。

注意が必要なのは、カテゴリカルデータは、ダミー変数に変換してから投入する必要があることだ。

ダミー変数への変換は、変換→ダミー変数を作成、で変換できる。

変換→他の変数への値の再割り当て を使っても作成できる。

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まとめ

SPSSのロジスティック回帰分析で多重共線性をチェックするVIFを計算したいとき、どうすればよいか?

重回帰分析用の線形回帰のメニューを借りて計算する。

参考サイト

SPSSでロジスティック回帰をしたときのVIFについてSPSSで説明変数を複数… – Yahoo!知恵袋

Multicollinearity Diagnostics for LOGISTIC REGRESSION, NOMREG, or PLUM

https://www.u.tsukuba.ac.jp/~hirai.akiyo.ft/forstudents/HP%20title/ibunka2014/20140702Ch.8.pdf

(PDF 4枚目)許容度について

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  • 推定ってどんなことをしているの?
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  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

統計解析が趣味

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