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SPSS で割合の 95 % 信頼区間を計算する方法

SPSS で割合の 95 % 信頼区間を計算する方法の解説

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目次

SPSS で割合の 95 % 信頼区間を計算するサンプルデータ

統計ソフトSPSSで、比率の信頼区間はどのように求めるのか。

例えばn=100のサンプルで60人がテストに合格したとき、合格率60%の95%信頼区間はどのように求めるのか。

サンプルデータは、こちら conf_int_proportion1.sav (ダウンロードして利用可)

x が合格( 1 )不合格( 0 )を表しているデータ。

SPSS で割合の 95 % 信頼区間を計算する方法

実際の手順は以下の通り。

  • 「分析」→「ノンパラメトリック検定」→「1サンプル」と進む。

  • 「フィールド」タブ内で、検定フィールドに解析対象変数を投入。

  • 「設定」タブ内で、2項検定にチェック。

  • 「オプション」ボタンを押し、ウィンドウ内でClopper-Pearson(正確)をチェック。

  • 「OK」をクリック。
  • 「実行」ボタンをクリック。

すると計算される。

0.497 から 0.697 という結果であった。

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まとめ

SPSS で割合の 95 % 信頼区間を計算する方法について解説した。

ノンパラメトリック検定の 1 サンプル メニューを使うと計算できる。

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第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
第6章:統計を学ぶために重要な環境
  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

統計解析が趣味

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