統計ER的おすすめ統計本のリストアップ
何らか参考になれば
医学統計学
医学への統計学
基本的なことがきちんと書いてある本。しっかり勉強するのにおすすめ。サンプルサイズ計算についてもかなり充実している。
医学データ
応用的なトピックが多く、現実的な問題に対処するための手法が満載。
医学データ: デザインから統計モデルまで (データサイエンス・シリーズ 10)
らくらく生物統計学
目からウロコの内容が多く、特に、不偏分散の自由度 n – 1 で割る理由がわかる。また、SD と SE の違い、意味合いがわかる本
学会・論文発表のための統計学
簡潔、明解、わかりやすい内容。特にログランク検定の説明は目からウロコ。ロジスティック回帰の説明もわかりやすい
学会・論文発表のための統計学: 統計パッケ-ジを誤用しないために
医学統計モデル
生存時間データ解析モデル
カプランマイヤー推定量、Cox 比例ハザードモデル、条件付きロジスティック回帰、部分尤度の説明が秀逸。実例で説明されていて、親切丁寧
統計モデル全般
医学統計における統計モデル全般の解説本。特に、Cox 回帰の推定値の求め方として、部分尤度の計算がわかりやすく解説されている
多変量解析による臨床研究
ロジスティックモデルの推定値とオッズ比の関係のわかりやすい解説が素晴らしい。また、最尤法をイメージできるグラフは特にわかりやすい
臨床試験デザイン
無作為化比較試験
ランダム化比較試験の基本から応用まで幅広くカバーしている。これ一冊あればまず大丈夫。ランダム化比較試験のさまざまなデザインについてのサンプルサイズ計算も幅広くカバーしている。
サンプルサイズ計算
上記の「医学への統計学」や「無作為化比較試験」に数多くの検定におけるサンプルサイズ計算が掲載されている
サンプルサイズの決め方
サンプルサイズ計算に特化した書籍。数理がきちんと示されている本。
メタアナリシス
メタアナリシス入門
メタアナリシスの意義から実際の統合指標の計算方法、出版バイアスのチェックまでもカバーしている。
新版 メタ・アナリシス入門 ─エビデンスの統合をめざす統計手法─ (医学統計学シリーズ)
R の使い方
R Tips
統計ソフトRの使い方の本で、特にグラフ表示について、解説が細かい。
The R Tips 第3版 データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集
Amos の使い方
Amos による心理・調査データ解析
実例に即した非常に実践的な内容。心理系の調査データを Amos で解析したい人におすすめ
まとめ
おすすめ統計本として、医学統計を中心に自己学習用もしくは辞書として使える書籍をリストアップした。
参考になれば。
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