MENU

SPSS で線形混合モデルを実行する前にデータをワイドフォーマットからロングフォーマットへの変更する方法

SPSS で線形混合モデルを実行する場合、反復測定データを一人一行のワイドフォーマットからロングフォーマットへデータセットを変形する必要がある

ワイドフォーマット(反復測定が横方向に並ぶ)からロングフォーマット(反復測定が縦方向に並ぶ)へ変更する方法

>>もう統計で悩むのは終わりにしませんか? 

↑期間・数量限定で無料プレゼント中!

目次

最初のワイドフォーマットデータの様子

「名前を付けて保存」で別の名前にしてからの作業推奨

最初のデータはワイドフォーマット

一人一行で、複数測定が、行方向(横方向)に並んでいる

このデータセット作成方法が一般的と思う

データ再構成の方法

「データ」メニューから「再構成」を選択すると再編成データウィザードが現れる

「選択された変数をケースに再構成する」が選ばれているので、そのまま次へ

通常は、複数回測定されている変数は、一つである

「再構成する変数グループ数」は、「1 つ」が選ばれているので、そのまま次へ

「ケース グループの識別」は、id がデフォルトになっているので、そのまま

「目標変数」を適切な名前に変更(デフォルトは Trans1)

「置き換える変数」として、繰り返し測定の変数をすべて入れる

「固定変数」には、グループ情報を入れる

次へをクリック

「作成するインデックス変数の数」は、「1」 がデフォルトでそのまま次へ

「インデックス」は、複数回測定している時期の名前と考える

「変数名」がそれを表していれば、変数名を選択

デフォルトでは、「連続値」が自動で割り当てられている

次へをクリック

ここまでで、選択されていない変数は、デフォルトではドロップする仕様になっている

「保持して固定変数として扱う」を選択すると、保存される

次へをクリック

最後、「データを今すぐ再構成する」が選択されているのを確認して、完了をクリック

>>もう統計で悩むのは終わりにしませんか? 

↑1万人以上の医療従事者が購読中

ロングフォーマットに再構成されたデータ

とすると、先ほどのデータがロングフォーマット(縦方向)に再構成される

この段階で、まだ名前を変更していなければ、名前を変えて保存をしたほうがよい

そのまま上書き保存すると、前のデータが消えるので注意

まとめ

反復測定データを線形混合モデルで解析する場合、通常のワイドフォーマット(横方向)のデータセットから、ロングフォーマット(縦方向)のデータセットに再構成する必要がある

SPSS でデータを再構成する方法を紹介した

参考になれば

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

リサーチクエスチョン探し?データ分析?論文投稿?、、、で、もう悩まない!

第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
第6章:統計を学ぶために重要な環境
  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

以下のボタンをクリックして、画面に出てくる指示に従って、必要事項を記入してください。

この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

統計解析が趣味

コメント

コメントする

目次