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重回帰分析の計算方法
重回帰分析は偏回帰係数を求めて予測式(回帰式)を作り、標準化偏回帰係数の計算、回帰式の有意性の分散分析、決定係数の算出、偏回帰係数の検定、など行うが、実際どんな計算をしているのか? 実際どんな計算をしているかわかると、偏回帰係数や標準化偏... -
ノンパラメトリック多重比較法の Dunn 検定の簡単な解説とサンプル数の偏り・タイデータについて
Dunn検定と言えば、順位和を使った検定が有名である。 これはSPSSでクラスカルウォリス検定をしたあとのPost-hoc検定として有名。 どんな検定なのか? Dunn検定の明確化 Olive Jean Dunn先生は、1961年と1964年に二つのDunn検定を発表している。 1961年のD... -
クラスカルウォリス検定の各群サンプル数条件とタイデータの影響
クラスカルウォリス検定を、原著に立ち返って、わかりやすく解説。 各群のサンプル数が偏ってはいけないなどの条件があるのかどうか、また、タイデータ(同順位データ)の影響について。 クラスカルウォリス検定とは? クラスカルウォリス検定とは、3群以... -
R と EZR で学ぶ主成分分析の計算方法
主成分分析は、多変量情報の縮約と言われるが、実際にはどんな計算をしているのか? 数学的に少し詳しくわかりたい人向け。 主成分分析の計算上の目標は合成変数の作成と分散の最大化 主成分分析の数学的な計算の目的は、合成変数の作成と、その合成変数の... -
R で共分散構造分析に必要なサンプルサイズを計算する方法
共分散構造分析(構造方程式モデリング)に必要なサンプルサイズはどのように計算するか? 共分散構造分析に必要なサンプルサイズ計算は何を指標にするか? 共分散構造分析(構造方程式モデリング Structural Equation Modeling, SEM とも言う)に必要なサ... -
回帰分析における 7 つの仮定
目的変数が正規分布している必要はない。 説明変数も正規分布している必要はない。 前提知識 実際に測定された目的変数を実測値と言う。 回帰式で計算された目的変数を予測値と言う。 実測値と予測値の差を残差と言う。 正式には母集団の誤差項の話になる... -
カーネル密度推定の簡単な説明とバンド幅の設定方法
カーネル密度推定とはどんな推定で、どんな時に使われるのか? バンド幅の決め方も紹介 カーネル密度推定とは何か? とても分かりやすい記事を見つけたので、そのまま引用する。 さて、カーネル密度推定法を大雑把に言うと、「確率密度が全然わからない確... -
混合モデルにおけるランダム切片の話
繰り返し計測された連続データを適切に扱うために必要な線形混合モデル。 ランダム切片モデルが一番単純で有名だが、その切片はどんなふうになっているか。 通常の線形モデルの切片はどんな計算になっているか? 例えば、連続データ CDratio1 を 3 群のFCZ... -
EZR で Jonckheere-Terpstra 検定を行う方法
Jonckheere-Terpstra 検定(ヨンクヒール タプストラ検定、ヨンキー検定)とは? Jonckheere-Terpstra検定とは? 3群以上の群で、単調に増加するか、単調に減少するかなどの傾向を検定するノンパラメトリックな検定法。 Jonckheere-Terpstra 検定は、デー... -
マンホイットニーの U 検定に最低限必要なサンプル数はいくつか
マンホイットニーのU検定を行う際に最低限何例あればよいか? マンホイットニーのU検定はどんな計算をしているか? マンホイットニーのU検定はそもそもどんな計算をしているか、という点から、各群最低何例必要かを考えたい。 数学的には同値になる、方法...