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SPSS の Cox 回帰で 3 群のカテゴリ変数を使う方法

比較したい群が3つあり、第1群と第2群、第1群と第3群のハザード比を求めるにはどうしたらいいか?

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目次

SPSS の Cox 回帰で 3 群を比較したい状況

3群の生存比較において、SPSSを使ってCoxのハザード比を算出したい場合、どのようにすればよいか。

3群は群を表す変数はXで、3群は1,2,3と表すとすると、1に対して2のハザード比、1に対して3のハザード比を算出したい。

しかし、共変量に投入して計算するとひとつしかハザード比が求まらない。

どのようにしたらよいか?

SPSS の Cox 回帰で 3 群比較をする具体的な操作方法

変数Xをカテゴリ変数として認識させると算出できる。

具体的には、共変量に投入した変数 X を選択した後、

  • 「カテゴリ…」というボタンをクリック

  • カテゴリ変数をカテゴリ共変量へ投入

  • 参照カテゴリのラジオボタンの「最初」を選ぶ(選ばれているのを確認する)

カテゴリ変数として認識させられれば、1に対して2、および1に対して3のハザード比を算出できる。

(1) が カテゴリ 2 の意味で、(2) がカテゴリ 3 の意味である。

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まとめ

SPSS の Cox 回帰で 3 群を比較する方法を解説した。

カテゴリ変数をカテゴリ変数と認識させられれば、自動的に計算してくれる。

「カテゴリ」というボタンがポイント。

参考になれば。

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キーワードは、ダミー変数である。

SPSS における、カテゴリ変数を説明変数にした Cox 回帰は、ダミー変数を作成しなくてもよいが、カテゴリ変数をカテゴリ変数であることと認識させて、自動でダミー変数を作らせるよう指示を出しているわけである。

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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

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