R はパッケージを追加すると新しい機能が追加できる。
その方法もとても簡単だ。
R のパッケージの追加方法として source からインストールする方法があるので、その解説。
R のパッケージを source からインストールする方法
R のパッケージは、Windows用にはWindows用の形式(binaryと言う)にしてサーバーに保存されている。
install.packages(“hogehoge”)をコンソールに書きエンターをたたくと、サーバーにアクセスしてダウンロードして、自動的に hogehoge パッケージがインストールされる。
R のパッケージはもともとは tar.gz という形式でまとめられているsourceという状態になっている。
この source からインストールするためには、以下のようなスクリプトを実行する。
install.packages("C:/packages/TCC.tar.gz", repos = NULL, type = "source", lib="C:/packages")
これはたとえばTCCというパッケージをsourceからインストールしたい場合で、まず適切なところにダウンロードする。
もしくは自動的にダウンロードされたファイルを見つけて、取り扱いしやすい場所にコピー&ペーストする。
ここではCドライブの直下にpackagesというフォルダを作ってそこにペーストしたとする。
reposは通常のインストールのときにパッケージを見つけに行く場所のこと。
ここではすでにダウンロードしてあるので、NULLとして探しに行かないようにする。
typeはsourceであることを明記する。
libはどこにインストールするかで、libraryのパスを指定できる。
指定しない場合、すでにlibraryと認識されている場所にインストールされる設定になっている。
パッケージをインストールする際のダウンロードフォルダ
ちなみに、パッケージをインストールしようとしたときに自動的にsourceがダウンロードされた場合、以下のフォルダにダウンロードされる。
AppDataはユーザー名フォルダ内の隠しフォルダなので、フォルダの表示タブから隠しファイルのチェックボックスを見つけて、チェックを入れる。
そうすると見えるようになる。
XXXXX はご自分の Windows ID の一部だ。
??????の部分は毎回変わる。
C:\Users\XXXXX\AppData\Local\Temp\Rtmp??????\downloaded_packages
tar.gzファイルの場所やlibを上記パスで指定することもできる。
その際は \(バックスラッシュ もしくは円マークに見えているかもしれない)は / (スラッシュ)に変える必要がある。
まとめ
R のパッケージをsourceからインストールする方法を解説した。
参考になれば。
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