統計という言葉を考える

統と計

こんなことを考えたことがある方は恐らく少ないと思いますが、統計という言葉は、「統」と「計」の二つの漢字に分けることが出来ます。それぞれどのような意味を持つでしょうか?実はこの漢字二文字は、統計ということを実に的確に言い当てていると思います。

 

統は、まとめるという意味。

「統」という漢字を辞典で調べてみると、「一つにまとめる」という意味があるようです。生データを眺めるだけでは、何もわかりません。やはり、データは取得した後に平均や分散を算出するなどして、ある指標に変換しなければなりません。このような作業を「要約」と言います。そして、平均値や分散を要約した値という意味で、「要約統計量」と言います。要約統計量に関しては、また別のところで詳しく記載します。

 

計は、企てるという意味。

「計」という漢字を時点で調べてみると、「企てる」という意味があるようです。企てるということは、計画するということです。実は、統計的検定とは、事前に計画したものだけが懸賞的な結果として扱うことが出来ます。このような意味を考えると、計というのは検定を計画していくということになります。

 

統計の大事なことは、要約と検定

このように漢字を考えるだけでも、統計とは二つの大事な要素があることが分かりました。それは、データをまとめるということ、そして、検定を計画するということです。これは、どちらが欠けてもいけません。そして、それらはどういった場面でどのような統計を使うかということを知っていく必要があるということです。

統計は難しい。
これは、私が統計を仕事とする前までに抱いていた幻です。

ですが、実はデータをまとめたり、結果を解釈するだけであれば、それほど難しい知識は不要であることに気付きました。
そして、統計が何をやっているのかを「イメージとしてとらえる」ことが重要であると感じたのです。

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