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R で負の二項回帰モデルを実行する方法

負の二項回帰モデルを R で行う方法

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目次

負の二項モデルを R で行う方法

まず、データを読み込む

X <- c(rep(1, 913), rep(2, 1345), rep(3, 519), rep(9, 863))
Y <- c(rep(0, 910), rep(1, 2), rep(2, 1), rep(4, 0),
rep(0, 1333), rep(1, 11), rep(2, 1), rep(4, 0),
rep(0, 509), rep(1, 9), rep(2, 1), rep(4, 0),
rep(0, 849), rep(1, 13), rep(2, 0), rep(4, 1))
dat <- data.frame(X, Y)

Yの分布を確認

> table(dat$Y)
   0    1    2    4
3601   35    3    1

Yの分布図はすごいことに、なっている

plot(table(dat$Y))

XとYの関係を見ていこう

まずクロス集計表

> table(dat$X, dat$Y)
     0    1    2    4
1  910    2    1    0
2 1333   11    1    0
3  509    9    1    0
9  849   13    0    1

Y がゼロばかりなのが目立つ

負の二項回帰モデルは、MASS パッケージの glm.nb() を使う

library(MASS)
nb.res <- glm.nb(Y ~ factor(X), data=dat)
summary(nb.res)

結果は、Xが1に比べて、3とか、9とかはYに関連がある

> summary(nb.res)
Call:
glm.nb(formula = Y ~ factor(X), data = dat, init.theta = 0.05009536409,
link = log)
Deviance Residuals:
Min        1Q    Median        3Q       Max
-0.18802  -0.18228  -0.13295  -0.09165   3.10151
Coefficients:
Estimate Std. Error z value Pr(>|z|)
(Intercept)  -5.4304     0.5214 -10.415   <2e-16 ***
factor(X)2    0.7912     0.6030   1.312   0.1895
factor(X)3    1.5764     0.6334   2.489   0.0128 *
factor(X)9    1.5032     0.5948   2.527   0.0115 *
---
Signif. codes:  0***0.001**0.01*0.05 ‘.’ 0.1 ‘ ’ 1
(Dispersion parameter for Negative Binomial(0.0501) family taken to be 1)
Null deviance: 210.18  on 3639  degrees of freedom
Residual deviance: 199.65  on 3636  degrees of freedom
AIC: 465.67
Number of Fisher Scoring iterations: 1
Theta:  0.0501
Std. Err.:  0.0236
2 x log-likelihood:  -455.6660

まとめ

負の二項回帰モデルを R で実行する方法を簡単に紹介した

MASS パッケージの glm.nb() 関数を使うと実行できる

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第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
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  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

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この記事を書いた人

統計 ER ブログ執筆者

元疫学研究者

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