横浜市立⼤学医学部臨床統計学教授・⼭本紘司氏と、統計解析についての業務委託契約を締結

横浜市立大学の山本先生との業務委託契約締結

株式会社データシード(本社:東京都葛飾区、代表取締役:吉田 寛耀)は、この度、横浜市⽴⼤学医学部臨床統計学教授・⼭本紘司氏と、統計解析についての業務委託契約を締結いたしました。

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株式会社データシードは、医療の質を向上させるためには最適な方法で医療従事者の手元にあるデータを世に出す必要があると考え、多忙な医療従事者に対し、論文投稿を最短で達成するために最適なソリューションを提供しています。

横浜市⽴⼤学医学部臨床統計学 山本教授は、臨床研究などに生物統計家として参画する一方で、研究デザインや解析手法などで直面する実課題について、その問題解決をはかるべく研究を実施されています。

この契約により、当社が受託する臨床研究および医療統計に関わる業務の⼀部に関し、山本教授に統計専⾨家としてのアドバイザリー業務を委託することとなりました。具体的には、当社が受託する臨床研究に関する計画の策定、データ収集・解析⽅法における統計的な助⾔・指導・作業や、当社主催のセミナーにおける講師、さらに、その他統計解析に関する業務を委託。今回の契約により、当社が医療従事者に提供するソリューションをブラッシュアップし、さらに医療現場のニーズにきめ細かな対応ができるものと確信しています。

今の日本では、慢性的に医師が不足しており、日々の業務だけで手一杯の医療従事者が最先端の研究も担っているという実状があります。臨床研究をするのには統計学が不可欠ですが、論文化する時間がない。そんな中、研究データを論文化できれば、きっと世の中の誰かが助かるはずです。

その問題を、当社は統計学の視点から支援しています。今後も、医療従事者に対して分かりやすい統計を提供し、1人でも多くの患者さまのお役に立てるよう活動してまいります。

<業務委託内容>

1. 当社が受託する、臨床研究に関する計画の策定、データ収集・解析⽅法における統計的な助⾔・指導・作業
2. 当社が主催するセミナーの講師
3. その他、統計解析に関する業務

<業務委託期間>

令和 6 年 3 ⽉ 1 ⽇から令和 7 年 2 ⽉末⽇まで

【株式会社データシードについて】

株式会社データシードは、「統計で、一歩先の医療へ。」をミッションに掲げ、医療従事者が論文投稿を最短で達成できるよう、最適な統計ソリューションを提供している会社です。医療の質を向上させるためには、最適な方法で医療データを世の中に発表する必要があります。当社は、慢性的な医師不足の中で日々の業務だけで手一杯の医療従事者が、最先端の研究も担いデータを論文化する時間と労力の捻出に苦心しているという社会的課題を、統計学の視点から解決するサービスを提供しています。

◆サービス概要
・無料メールマガジン(医療統計ブログ)「いちばんやさしい、医療統計」の配信
https://best-biostatistics.com/
・解析代行サービス
・zoomでのオンラインコンサルサービス
・統計専門家への業務依頼サービス
・個人向け統計オンラインサービス
・学会発表資料/論文の統計的観点からの添削サービス

◆株式会社データシード 代表者プロフィール
代表取締役:吉田 寛耀
2009年に北海道大学工学部卒業、2011年に北海道大学大学院情報科学研究科修士課程修了。その後、中外製薬株式会社、ヤンセンファーマ株式会社を経て2020年に株式会社データシード設立。2012年から始めた医療統計に関するブログ「いちばんやさしい、医療統計」は、月に40万人以上が訪れており書籍化もされてご好評を頂いております。
個人向けの統計の学び場として提供している有料コミュニティ「統計オンラインサロン」では、毎年多数の論文アクセプト者を輩出するなど、医療従事者を中心として統計リテラシー向上のために分かりやすい統計を提供しています。

◆会社概要
会社名 : 株式会社データシード(Data Seed Inc.)
所在地 : 東京都葛飾区水元5丁目5番2-103号
設立 : 2020年4月
代表者 : 吉田寛輝(Hiroki Yoshida)
公式サイト : https://dt-seed.com

【横浜市立大学 医学部臨床統計学 教授 山本紘司氏について】

臨床研究などに生物統計家として参画する一方で、研究デザインや解析手法などで直面する実課題について、その問題解決をはかるべく研究を実施。特にカテゴリカルデータを扱う問題に高い関心を寄せている。

◆経歴
2023年8月 – 現在 横浜市立大学, 医学部 臨床統計学, 主任教授
2018年10月 – 2023年7月 横浜市立大学医学部, 准教授
2017年1月 – 2018年9月 大阪市立大学大学院医学研究科, 准教授
2015年1月 – 2016年12月 大阪大学大学院医学系研究科, 准教授
2011年1月 – 2014年12月 大阪大学医学部, 特任講師
2009年4月 – 2010年12月 東京理科大学理工学部, 助教

◆受賞歴
2010年7月 東京理科大学理窓博士会 学術奨励賞
2009年8月 応用統計学会 優秀ポスター発表賞
2008年9月 統計関連学会連合大会 最優秀報告賞
2007年11月 日本計算機統計学会 学生研究発表賞

>>プレスリリースはこちら

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リサーチクエスチョン探し?データ分析?論文投稿?、、、で、もう悩まない!

第1章臨床研究ではなぜ統計が必要なのか?計画することの重要性
  • 推定ってどんなことをしているの?
  • 臨床研究を計画するってどういうこと?
  • どうにかして標本平均を母平均に近づけられないか?
第2章:研究目的をどれだけ明確にできるのかが重要
  • データさえあれば解析でどうにかなる、という考え方は間違い
  • 何を明らかにしたいのか? という研究目的が重要
  • 研究目的は4種類に分けられる
  • 統計専門家に相談する上でも研究目的とPICOを明確化しておく
第3章:p値で結果が左右される時代は終わりました
  • アメリカ統計協会(ASA)のp値に関する声明で指摘されていること
  • そうは言っても、本当に有意差がなくてもいいの…?
  • なぜ統計専門家はp値を重要視していないのか
  • 有意差がない時に「有意な傾向があった」といってもいい?
  • 統計を放置してしまうと非常にまずい
第4章:多くの人が統計を苦手にする理由
  • 残念ながら、セミナー受講だけで統計は使えません。
  • インプットだけで統計が使えない理由
  • どうやったら統計の判断力が鍛えられるか?
  • 統計は手段なので正解がないため、最適解を判断する力が必要
第5章:統計を使えるようになるために今日から何をすれば良いか?
  • 論文を読んで統計が使えるようになるための5ステップ
第6章:統計を学ぶために重要な環境
  • 統計の3つの力をバランスよく構築する環境

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