この記事では、医療統計の外注業者に統計解析(データ分析)や論文投稿するメリットデメリットに関して解説していきます。
一般的に難しいとされる医療統計。
どうせなら外注して統計解析を代行してもらった方が早かったりしますよね。
ということで早速、医療統計の外注業者に代行することのメリットデメリットと、具体的にどの業者に代行したら良いかという選び方をお伝えします。
弊社は医療統計解析代行として、下記の項目に関してNo.1の評価をいただいております。
- 診療も学会も両立できると思う
- 統計が苦手な先生におすすめ
- サポートに期待できる
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よろしければ、弊社の医療統計解析代行サービスをご検討くださいませ。
そもそも医療統計解析の代行サービスとは?
そもそも、医療統計解析の代行サービスとはどんなサービスでしょうか?
結論から言えば、医療統計代行サービスとは、医療分野(臨床研究など)における統計解析を専門的にサポートする外注サービスのことを指します。
臨床研究や臨床試験では、得られたデータを統計的に解析することで有効性や安全性を証明し、信頼性の高いエビデンスを構築する必要があります。
しかし、このような解析は専門知識が求められる上、解析ツールやソフトウェアを使いこなすスキルも必要です。こうした高度なニーズに応えるため、医療統計の代行サービスが提供されています。
医療分野での統計解析の重要性
臨床研究は、患者の命や生活に直接影響を与える分野です。そのため、解析の正確性と再現性が極めて重要になります。例えば、臨床試験では「この薬は本当に効果があるのか?」を統計的に証明することが求められます。
また、医学論文や学会発表では、データ解析結果が信頼性の高いものでなければ、成果が正当に評価されません。
したがって、データを適切に解析し、その結果をわかりやすく提示することが、研究やプロジェクトの成功に直結します。
医療統計代行サービスが提供する内容
医療統計解析の代行サービスでは、以下のようなサポートが一般的に提供されています。
- 統計解析の計画支援:研究の目的に合わせて最適な解析計画を立て、必要な統計手法を提案します。
- データのクリーニングと準備:収集されたデータに欠損値や異常値がないか確認し、適切な形式に整えます。
- 統計解析の実施:回帰分析、分散分析、生存分析など、臨床研究に特化した解析手法を用いてデータを解析します。
- 結果の可視化:グラフや表を作成し、研究者や関係者がデータを直感的に理解できるようにします。
- 論文執筆や学会発表の支援:統計解析結果をもとに、論文のデータ部分を作成し、適切なフォーマットで提示します。
全ての企業が一律上記の5項目を提供しているとは限らず、統計解析の実施のみをサポートしていたり、依頼者のニーズに応じてオプションとして選択できるようになっていることもあります。
医療統計代行が必要とされる背景
医療機関や研究機関の中には、統計解析を専門とする人材が不足しています。特に、小規模なクリニックでは、統計の専門知識を持つスタッフを確保するのが難しいです。
また、臨床研究の短いスケジュールや、大規模なデータ解析を必要とするプロジェクトでは、社内リソースだけでは対応が難しい場合もあります。
実際に弊社で統計解析の代行を実施する場合にも、小規模なクリニックや統計解析の専門家が不在の医療機関から依頼を受けることが多いです。
>>株式会社データシードの統計解析代行サービスの詳細はこちら
医療統計解析の代行(外注)を検討すべきケースとは?
医療統計代行サービスは、すべての医療研究や統計解析のニーズに対応する万能な解決策ではありません。しかし、特定の状況下では、効率性や成果を大幅に向上させるための最適な選択肢となります。
以下では、医療統計の代行を検討すべき主なケースを解説します。
社内に統計の専門知識が不足している場合
多くの医療機関や研究チームでは、統計解析を専門とする人材を常駐させることが難しいのが現実です。
特に、統計ソフトの操作や高度な分析手法(例:生存分析や多変量解析)を熟知したスタッフがいない場合、データ解析が研究のボトルネックになることがあります。
このような場合、医療統計解析の代行サービスを利用することで、専門家の知識を借り、精度の高いデータ解析を迅速に実現できます。
短期間で解析結果が必要な場合
学会発表や論文執筆の締め切りが迫っている場合、時間的な制約が大きなプレッシャーになります。
統計解析にはデータの整理やクリーニング、解析手法の選定、結果の可視化といった手順が含まれ、想像以上に時間を要するものです。
こうした場合、プロの代行サービスに外注することで、限られた期間内に成果物を完成させることが可能です。
データ量が膨大で処理が追いつかない場合
ビッグデータの時代において、医療データの量は年々増加しています。電子カルテやウェアラブルデバイスから収集される膨大なデータを活用した研究では、データ量が解析能力を超える場合があります。
また、データのクリーニングや前処理だけでも、専門的な技術と膨大な時間が必要です。このような状況では、外注サービスを利用して効率的に処理を進めるのが賢明な判断となります。
エビデンス構築や論文作成のための精度を重視する場合
医療研究において、結果の信頼性と精度は非常に重要です。学会発表や査読付き論文に求められる解析レベルは高く、解析の精度が不十分だと、論文が受理されないリスクもあります。
代行サービスを活用することで、専門家による統計手法の選定や厳密な解析を実現し、研究の質を向上させることができます。
インパクトファクター(IF)の高い雑誌を狙いたい場合
論文投稿の際に、インパクトファクター(IF)の高い雑誌を狙う場合は、何らかの形で統計解析の専門家が関わった方が良いです。場合によっては統計専門家へのコンサルティングでも良いかもしれませんが、解析の代行まで依頼できるとなったらすごく安心です。
医療統計の統計解析の代行サービス(外注)を使うメリット
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次は、このような統計代行サービスを利用することによるメリットについて紹介します。
まずメリットは次の3つがあります。
医療統計を外注するメリット1:統計解析にかかる時間とコストの大幅な削減!!
統計解析を行うには、データサイズの決定、解析手法の選択、解析結果の分析、結果の図式化など多くの工程が必要であり、研究において時間のかかる作業となっています。
中でも解析手法の決定は、自らの研究内容に必要なものを見極め、その手法を実践する知識が必要となる難しいものです。これらの過程をスムーズに行ったとしても、時間の節約には限りがあります。
また、解析過程において分からない箇所が出てきたときに解説書を片手に解析を行っていくのには、非常に時間がかかります。解説書通りに行うことが難しい解析手法の決定の代行を利用するだけでも時間の節約になることは間違いないでしょう。
医療統計を外注するメリット2:適切な解析方法を用いて高度な統計解析が可能になる!!
統計解析の専門家ならではの視点から得られる研究項目に合わせた適切な解析手法についてのアドバイスを受けることができます。
メリット1でも述べたように解析手法の決定は非常に難しいため、最適な解析手法を用いているという点は、学会発表などの場においても大きなアドバンテージとなります。
そして、最適な解析手法から得られる結果により、研究の科学的な質がより向上し、その後の研究の効率化も図ることができます。
医療統計を外注するメリット3:最新の統計手法やツールに対応
医療分野では、統計解析の手法やツールが日々進化しています。
例えば、機械学習を用いた予測モデルやAIを活用したデータ解析など、新しい技術が次々に登場しています。これらの最新手法を自社で導入するには専門知識が必要であり、習得には時間がかかります。
医療統計代行サービスを利用することで、これらの最新技術をすぐに活用できるため、より高度で付加価値の高い解析を行うことが可能になります。
医療統計の統計解析の代行サービス(外注)を使うデメリット
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次は、デメリットを説明します。
統計代行のデメリット(難点)は、何でしょうか。
医療統計を外注するデメリット1: 費用がかかる
医療統計代行サービスを利用するには、当然ながら費用がかかります。代行業者によって料金設定は異なりますが、医学研究に用いるような実験・試験のデータ数になると、最低10万円は必要です。
より高度な解析になれば、料金はより高くなります。
医療統計を外注するデメリット2: 解析結果を待たなければならない
解析結果を待っている間は、結果分析の作業はストップすることになります。
例えば研究者自身で解析を行う場合、休日でも関係なく自分の都合に合わせて解析を行うことができます。
しかし代行を利用すると、業者によっては休日の間サービスがストップする場合や、繁忙期になると完成まで1週間必要であったり、業者とのスケジュールのすり合わせが必要になったりする場合があります。
統計解析にかかる時間は節約できますが、サポートが完了するまでの時間は業者に任せるしかないという点が少し不便と感じる方もいるようです。
医療統計を外注するデメリット3: 依存度が高まり、自分で統計解析ができるようにはならない
ここが最大のデメリットだと個人的には思っています。
外注した場合、目の前の問題を解決することはできますが、自分の中で統計解析のスキルが培われることはない、ということです。
そのため、また次に同じ問題にぶつかった際に、外注する必要があります。
もし仮に一度でも自力で統計解析するスキルを持つことができれば、それは一生の資産になります。
統計解析のスキルを持つまでにはそれなりの努力を必要とはしますが、割とコスパの良いスキルですので、ぜひ一度は自分で学んでみることを検討してみてください。
臨床研究における統計解析のスキル向上は、弊社が主催する統計コミュニティ「いちばんやさしい医療統計大学校」が最適です。
もし時間的に余裕があれば(目安:3ヶ月以上)、「いちばんやさしい医療統計大学校」に在籍しながら、Zoomでのコンサルを3回ほど受けていただけると、統計解析スキルが向上し、自分でやり切ったという自信を持つこともできて、最もコスパが良いです。
「いちばんやさしい医療統計大学校」に在籍している方はZoomコンサルも30%オフで受けることができるため、お勧めです。
医療統計解析の代行(外注)を成功させるための秘訣
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医療統計代行サービスを利用する際、ただ外注すれば良い結果が得られるわけではありません。プロジェクトをスムーズに進行させ、最良の成果を得るためには、いくつかのポイントを意識することが重要です。
ここでは、医療統計代行を成功させるための秘訣を詳しく解説します。
具体的な依頼内容を明確にする
代行サービスに依頼する際には、まず自分たちが達成したい目標や必要な成果を明確にすることが重要です。
「ただデータを解析してほしい」という抽象的な依頼ではなく、以下のような具体的な項目を伝えると、サービス提供者が的確に対応できます。
- 研究の目的(例:薬剤の有効性を検証したい、患者データから新しい傾向を見つけたい)
- 解析対象のデータの内容(例:患者数、変数の種類、データ形式)
- 希望する解析手法(例:生存分析、回帰分析、クラスター解析)
- 成果物の形式(例:グラフ、表、レポート)
明確な依頼内容を伝えることで、代行サービスのスタッフが適切な手法を選び、短期間で的確な結果を提供してくれます。
しかしながら、これらを明確に伝える力が不足しているからこそ解析代行サービスを依頼したい、ということがほとんどかもしれません。
その場合には、解析代行に加えて、解析代行前後にZoomでコンサルティングを挟むようにすると良いです。
株式会社データシードでは、解析代行には必ず「研究目的を明確化する1時間の統計コンサルティング」「解析結果を一緒に解釈する1時間の統計コンサルティング」を付けています。
解析結果だけを納品されても、どの数値をどこに入れれば、、、という悩みが解決されないためです。
解析結果の納品後のサポート体制を確認する
解析結果を受け取った後に、結果の解釈や追加の修正が必要になる場合があります。そのため、納品後も以下のようなサポートを提供してくれる業者を選ぶと安心です:
- 結果の説明や解釈のサポート
- 追加のデータ解析への柔軟な対応
- 必要に応じた修正やアップデートの実施
サポート体制が充実している業者を選ぶことで、スムーズにプロジェクトを進めることができます。
医療統計の統計解析(データ分析)や論文投稿を外注できる信頼できる業者はいる?
医療統計の統計解析(データ分析)や論文投稿を代行できる業者は、大手から個人で請け負っているものまで合わせると非常に多くあります。
医療統計の解析代行とコンサルタントを併せてサービスを提供しているところも多いですね。
その中で医療統計解析に特化した大手企業は限られていますが、医療分野に限らず統計解析を代行している会社や、研究が多く行われる時期のみインターネット上で依頼を受けて解析を代行するフリーの個人などがあります。
ココナラやランサーズやクラウドワークスで統計解析代行を依頼するのはあり?
ココナラやランサーズ、クラウドワークスで統計解析を代行してくれる個人も多くいらっしゃいます。
そういったプラットフォームで統計解析を実施する人は個人で請け負うため、解析代行の費用が安く、コストを削減できることは期待できます。
ただし、「誰が解析をしているのか分からない」という点が非常に怖いです。
弊社の解析代行サービスを利用されたある方は、過去にココナラで統計解析を依頼したことがあるのですが「謝辞にお名前を入れたいので名前を教えてください」と言っても、頑なに名前を明かしてくれなかったというエピソードを聞いたことがあります。
あなたが苦労して取得し、整理した大切なデータは、信頼できる方に代行をお願いした方が絶対に良いと思います。
医療統計の外注費用は?
弊社が調べたところによると、医療統計解析を専門とする会社は、
基本解析+主解析(データ数50)でおおよそ4~5万円
が相場となっています。
ただし、統計解析の代行サービスは研究目的によって実施する内容も変わるため、一概には言えません。弊社でも解析代行は請け負っておりますが、まずは見積もりのためにZoomで30分のヒアリング(無料)を実施しております。
弊社がこれまで請け負った実績で言えば、1つの研究を形にするために解析代行で15万円を切ったことはありません。
研究費を持っている方であれば払えると思いますが、完全に個人の財布から出さなきゃいけない場合には、かなり負担のかかる額なのではないかなと思います。
そのため、弊社ではヒアリングの際に残りの期間もお伺いし、3ヶ月以上の猶予がある場合には解析代行ではなく、統計コミュニティ「いちばんやさしい医療統計大学校」を提案させていただくことが多いです。
もし仮に一度でも自力で統計解析するスキルを持つことができれば、それは一生の資産になるからです。
臨床研究における統計解析のスキル向上は、弊社が主催する統計コミュニティ「いちばんやさしい医療統計大学校」が最適です。
もし時間的に余裕があれば(目安:3ヶ月以上)、「いちばんやさしい医療統計大学校」に在籍しながら、Zoomでのコンサルを3回ほど受けていただけると、統計解析スキルが向上し、自分でやり切ったという自信を持つこともできて、最もコスパが良いです。
「いちばんやさしい医療統計大学校」に在籍している方はZoomコンサルも30%オフで受けることができるため、お勧めです。
3ヶ月の在籍でZoomコンサルを3回受けるとなると、「入会金3万円+3ヶ月在籍3万円+Zoomコンサル3万円(各回1万円)」の合計9万円(+税)で統計スキルを向上させながら、目の前のデータを形にすることが可能です。
そのため、ぜひ「いちばんやさしい医療統計大学校」をご検討くだい。
医療統計の外注業者を見極めるポイント
高額にもなる医療統計の外注先。できれば失敗したくないですよね。
そのため、医療統計の外注業者を見極めるポイントを2つアドバイスします。
見極めポイント1:解析した時間で請求しない業者
まずは、「解析した時間」で請求しない業者がいいです。
つまり、この解析にXX時間かかったのでYY円請求します、といった業者は避けた方がいいということ。
なぜかというと、解析にかかる時間は「誰が担当するか」で容易に変動しますし、もしその業者の中でピカピカの新入社員が担当したとしたら、解析にかかる時間は増えますよね。
そのため、成果型報酬(1案件に対してどれだけ時間がかかってもZZ円)の業者に依頼するのがいいです。
見極めポイント2:信頼できる人が解析するかどうか
もう一つの見極めポイントは、「信頼できる人が解析するか」ということ。
ブラックボックス化しやすい医療統計なので、本当に信頼できる人が解析してくれるかどうかが重要ですよね。
その会社のHPをみて、例えば会社の理念だったり、代表の想いなんかに共感できるところがベスト。
メルマガを登録してみて、本当に信頼できるかどうかを見極めてみてもいいですね。
弊社のメルマガに登録していただければ、代表取締役の吉田の生い立ちや、医療統計に対する想いを知ることができます。
医療統計に関するご質問できますので、まずは無料で気軽に医療統計を質問できる環境を作るには、とても適した選択かなと思います。
医療統計解析の代行サービスの流れ
最後に、医療統計解析の代行サービスの流れです。恐らくほとんどの会社で同様の流れになります。
そのため、弊社の統計解析の代行サービスの流れを掲載します。
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まずはヒアリングをします。研究目的などが分からないと、どんな解析をすればいいのか分からないためです。
その後にお見積もりを出させて頂きまして、その金額に合意いただければ解析を実施します。
そして弊社では、解析した結果の数値に対して解釈を一緒にする時間を設けております。その時間で論文に掲載する数値の意味を適切にお伝えさせていただいております。
弊社は医療統計解析代行として、下記の項目に関してNo.1の評価をいただいております。
- 診療も学会も両立できると思う
- 統計が苦手な先生におすすめ
- サポートに期待できる
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よろしければ、弊社の医療統計解析代行サービスをご検討くださいませ。
医療統計解析の代行サービスを依頼した方の感想
実際に弊社に依頼した方の感想をお伝えさせていただきます!
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といった、嬉しい声をいただいております!
もし困っているのであれば、一度お気軽にお申し込みくださいませ。
まとめ
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今回は医療統計を外注することについてご紹介しました。
研究において時間のかかる統計解析を代行することで、その他の場面により多くの時間をかけることができます。
医療統計を外注するためには費用も掛かりますが、その分専門家の知識を活用した解析を行うことができるので統計解析を行うときには1度活用してみるのも良いでしょう。
弊社は医療統計解析代行として、下記の項目に関してNo.1の評価をいただいております。
- 診療も学会も両立できると思う
- 統計が苦手な先生におすすめ
- サポートに期待できる
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