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JMP のノンパラメトリックな多重比較の使い分け

JMPでノンパラメトリックのDunnett検定として、Steel検定と併合順位のDunn検定がある。

どちらを選択すべきか?

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目次

JMPで利用可能なノンパラメトリックなDunnett検定としての検定 2 つ

統計ソフトJMPでは、コントロール群と複数の実験群を多重比較するDunnett検定の、ノンパラメトリック版として「コントロール群との比較 Steel検定」と「コントロール群との比較 併合順位のDunn検定」が選択できる。

Steel検定は2群ずつの順位、併合順位のDunn検定は全群通しての順位を使うという違いがある。

JMPでSteel検定と併合順位のDunn検定のどちらを使えばよいか?

Steel検定のように、2群ずつの順位の場合は、小さい差を検出するのに有利になる。

Dunn検定のように、併合順位の場合は、大きい差を検出するのに有意になる。

どんなときも小さい差も検出したいだろうから、Steel検定がいいのではなかろうかと思う。

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まとめ

統計ソフトJMPで、Dunnett検定のノンパラメトリック版としてSteel検定と併合順位のDunn検定が実行できる。

小さい差を検出できるという観点から、いつでも、2群ずつの順位を用いるSteel検定を使うのが良いと思う。

参考サイト・参考資料

JMPヘルプ:ノンパラメトリック検定

https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2/index.shtml#page/jmp/nonparametric-multiple-comparisons.shtml#ww1054893

医薬統計で汎用される検定と多重比較法(スライド 85 ページ)

https://www.croit.com/wp_croit2/wp-content/uploads/2018/11/17_01.pdf

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この記事を書いた人

医師、医学博士(専門は疫学および統計学)。10年以上の研究歴を有し、筆頭著者として10本の英文原著論文を執筆した実績を持つ。現在、外資系製薬企業にて15年以上にわたり、臨床開発やデータ解析、承認審査、薬価交渉戦略といった実務の最前線に従事。

「統計に悩むあなたを救いたい」をコンセプトに、ブログ「統計ER」やYouTube、SNSを通じて、医療従事者や研究者向けに「実務直結の統計ノウハウ」を配信。

学術的な厳密さと、製薬業界での高度な実務経験を融合させた独自の視点から、ブラックボックス化しない統計解析の普及を目指す。オンラインショップ「TKER SHOP」での計算ツール提供や、クラウドワークス等を通じた統計コンサルティング・解析代行(主にRを使用)も幅広く展開中。

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